2020年の東京オリンピックが決定し、
ジャパニーズフードの代表格の「スシ」をリーズナブルに食べられる回転寿司は
外国人観光客に絶対ウケるはず!!
と期待して投資を決めましたが・・・
同業他社にお客を取られて今期は大苦戦した模様。。。
元気寿司との連携によるシナジーを含め
今後どんな戦略を練っているのか、説明が楽しみです。
会場に入り、受付を済ませると
「かっぱ茶」というペットボトルのお茶をもらいました。
カーくん とパー子ちゃんというキャラクターがいたんですね。
知らなかった。
冒頭、壇上の社長をはじめとした取締役・監査役が二期連続の赤字決算と無配当について謝罪し、
頭を下げていました。
決算の説明中、隣に座ったオジサマがむやみに話しかけてきて とっても迷惑でしたが・・・
程なくして眠りにつかれました。
何しに来たんだろう??
今後の巻き返し戦略は既に取り組んでいるものを含めて、
超ザックリまとめると、以下の3点。
①コスト削減
⇒近頃筆頭株主となった「株式会社神明」は、米の卸売りで国内ナンバーワンの企業だそうです。
その「神明」にある「グループ商品部」と連携を取り、かっぱ寿司・元気寿司の 材料調達を一元化することで
スケールメリットを最大限に生かし原価を削減するそうです。
②品質向上
⇒同業他社との差別化の軸を「安さ」から「品質重視」にシフト。
炊飯マニュアルをはじめとした調理マニュアルの見直し等を行ったそうです。
③メニューの改廃
⇒同業他社に比べてサイドメニューをはじめとした
メニューのラインナップが劣っているとの反省から、メニューの改廃を行ったそうです。
今後も店舗オペレーションとのバランスを計りながらメニュー数の増加をしていくそうです。
店舗で好評を得た「中とろ一貫」のような「一貫メニュー」や「炙り商品」、
「季節商品」の導入にも注力していくようです。
株主の質疑応答の時間は株主優待についての要望が一番多かった気がしますが、
二期連続の赤字責任について厳しい意見もありました。
マクドナルドの総会と違うなぁと思ったのは、
今日の株主質問の際、女性が一人も指名されなかった事です。
質問の挙手のタイミングで後ろの方の席から「女性!!!」と声があがったのですが、
経営陣には届かなかったのでしょう。
ファミリー層を顧客に持つ企業として女性株主の質問の機会を設けなかったのは、
ちょっと配慮がないなぁと思いました。
質問の挙手数は男性の方が多かったですが、それはマクドナルドも同じ。
その辺りのバランスを見事にとっていらしたマクドナルドの経営陣は
改めてスゴいなぁと関心しました。
こういうちょっとした配慮が現場や顧客に対する姿勢を現すのかも知れませんね。
かっぱ寿司の経営陣の方々には形式や口先だけではなく、
現場や顧客と向き合う姿勢を磨いて頂きたいです。
とはいえ、質問に対する応答は、
「今のままで良いわけがない」
「必ず変えて見せる」
といった意気込みを感じることが出来るものでした。
今のうちに体制を整え、
「かっぱ寿司」の認知度を最大限に生かせるように、
そして来る東京オリンピックという
千載一遇のチャンスを逃さないよう頑張って頂きたいです。
便利そう!!
おみやげは嬉しいですが、
やはり投資した企業にはちゃんと利益を出した上で配当金として還元してほしいです。
次回の株主総会で良い報告を聞けるよう、期待しています!!!
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