日本マクドナルドホールディングスの株主総会レポートです。
株主質問の内容をざっくりご紹介!
の続きです。
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質問⑨
日本マクドナルドホールディングスは東証一部に上場しているのか?
回答⑨
JASDAQに上場しています。
質問⑩
「すべてはお客様のために」と言っているにもかかわらず
店舗数が減っているのはなぜか?
回答⑩
経営戦略として店舗数来客数等総合的に判断して
再配置していく。
質問⑪
株主質問を打ち切らずに時間をもっと増やしてほしい。
回答⑪
出来るだけ多くの声を聞きたいが、無制限にとはいかない。
質問⑫
経営陣が現場従業員を見下しているのではないか?
回答⑫
決して見下しているというようなことはない。
幹部社員もまずはアルバイトと同じ仕事を経験する。
コミュニケーションを大切にしており、
フランチャイジー・サプライヤー・現場社員のコミュニケーションが
日本マクドナルドを大きく成長させた一因であると認識している。
質問⑬
4年連続で売り上げが落ちている。
マクドナルドの本当のライバルが何であるか分かっているのかカサノバ社長に聞きたい。
回答⑬
確かに2012年から売り上げは落ち続けているが、
その前は8年連続プラスの売り上げであった。
24時間営業、100円コーヒー、100円マックの強化等
新しいアイディアを出してきたが、
ファストフードの他に
コンビニエンスストア、スーパーマーケット、持ち帰り等の
競争相手が拡大してきており差が詰まってきている。
お客様は目に見える変化を求めているので、
モダンな店舗への改装、シンプルな価格、需要に応えるメニュー、
シニア向け商品などで対抗していく
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「マクドナルドの本当の競争相手」は
もはやハンバーガー各社にとどまりません。
手軽に食べられるものとして、パッと思いつくだけでも
・回転ずし
・そば、うどん
・コンビニ
・スーパー
・牛丼 ・・・
少し前のニュースで、
回転ずしチェーンがコーヒーやスイーツ、
フライドポテトなどを提供し、
好評を得ていると見たことがあります。
ただでさえ、欧米人に比べて
脂っこいものを続けて食べるのが苦手な日本人が
より多くの回数マクドナルドに足を運ぶようにするためには・・・
お寿司屋さんがマックの聖域(?)である
フライドポテトを提供する時代です。
今までの延長でメニューを拡充しても
間に合わないのでは?と思いました。
つづく
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