今回の記事はちょっと辛辣です。とはじめに申しておきます。
本当は掲載するか迷ったのですが、
同じような出来事で嫌な思いをされた子育て中のママがいたら
少しは役に立つかもしれない・・・と思い、
敢えて辛辣に感じたままを書くことにしました。
あくまでも個人的意見ですのでご容赦ください。
歯科健診のあと、事前に記入していたアンケートに基づき 発育相談がありました。
アンケート項目の中で、
・他の子供に興味がありますか?
・あなたの真似をしますか?
というのがあって、 「いいえ」にしていました。
すると、 専門の先生が来ているので お話をしてくださいとのこと。
この日は歯科健診が終わってから
給食の時間に間に合うように保育室にいく予定だったので
あまり時間に余裕はなかったのですが、
せっかくの機会だし!と思ってお話を聞くことにしました。
結論・・・ 時間の無駄!
こんなカウンセリングなら受けない方が良いと思います。
むしろ、悩んでいる方は余計に追い詰められてしまうのではないかと感じました。
一言一句正確ではなく、要旨をまとめます。
相談員:以下(相) わたし:以下(私)
(相)「お友達と一緒に遊ばない?」
(私)「自分の好きなものに集中して遊ぶことが多いです」
(相)「それでは視野が狭くなる」
(私)「よく観察して、集中力があると思って見ているのですが」
(相)「それは違う。コミュニケーション能力がなくて苦労する。」
(私)「ウチの夫も1つのことに集中するタイプなので似ているところもあると思うのですが」
(相)「スマホばかりしてる感じ?」
(私)「・・・いえ。そういうことではなくて、集中力がある性格だということです。」
(相)「真似をしない?」
(私)「私の真似はあまりしませんが、動画を見せると真似たりはします。」
(相)「ばんざーいとか、じょうずとかは?」
(私)「たまにすることもあります。」
(相)「いつもどんな遊びをしていますか?」
(私)「日中は保育室に行っています。」
(相)「ああ。保育園に行っているんですね。
保育園でできたことを家で繰り返してやることも大切です。」
(私)「保育室の先生とお話して、できたことは家でも試してみるようにはしています。」
(相)「好きなものを持ってきて見せることはしますか?」
(私)「はい。iPadで動画を見て踏切が気に入ったみたいで見せに来ます。」
(相)「本で見た踏切ですか?」
(私)「いいえ。iPadです。」
(相)「iPadを許しているんですか?!!それはダメ。」
(私)「それは賛否両論ですので。許すというか、
電子機器に早くから馴染んでもらいたいという方針で、
夫と話し合った上で与えています。」
(相)「夢中になるでしょ? 」
(私)「はい。でも、食事中は当然見せませんし、ルールを決めています。」
(相)「視野が狭くなる!自閉になりますよ!」
(私)「・・・自閉症って後天的になるものなんですか?」
(相)「グレーゾーンです。でも、この時期はママとのやり取りが大切ですので、
保育園に任せきりにしないように」
(私)「任せきりにしているつもりはありません。
保育室の先生方とコミュニケーションを取りながらやっています。」
(相)「とにかくママとの関わりで視野を拡げないと、
コミュニケーション能力がなくて苦労することになりますよ。」
しまいには、 息子がバスのおもちゃで機嫌良く遊んでいたのを中断させて
(相)「話せる単語を言ってみてください」 と言われました。
「○○(息子の名前)何歳?」と聞くと 「いっしー(一歳)」と言ったり、
「おはよう」というと 「はよう!」と言ったりするので
試してみたら、そこそこうまく言えたのですが、
(相)「他には?」「単語が少なすぎる!」とのこと。
楽しく遊んでいたおもちゃを取り上げられて
泣かずに大人に付き合ってるだけでマシだと思うんですけど??
何?その無茶振り! と、さすがに腹がたちました。
この他にも、色々なご意見を賜りました。
本来、行政が主催している心理相談の果たすべき役割は
悩んでいる母親に手を差しのべることだと思うのですが・・・
この相談員の方がしていることは 自分の考え方と違う母親を捕まえて、
否定しまくって、 「自閉」というセンセーショナルな言葉を突きつけて
不安を煽っただけ?
そもそも子育てに万人に当てはまる正解なんてないというのが
我が家の考え方です。
子供も親もひとりひとり違う性格を持っていて
得意なものや苦手なものがあるのだから、
無理をせず持続可能な関わり方をして
我が子が自分の人生を幸せに生きる力をつける手助けをする事を目的としています。
最低限の善悪の価値観はしっかり教えなければいけませんが、
それ以外の価値観は時代と共に変わっていくはずなので
できるだけ押し付けることはせずに 自分で判断できる力を育てたいと
常日頃から夫と話し合いながら息子と接しています。
育児放棄しているわけでもなく、 虐待しているわけでもなく、
よそに迷惑をかけているわけでもなく、
我が子の将来を考えてきちんと夫婦で話し合って
納得して取り組んでいるものを否定する必要があるのでしょうか?
夫の性格を「1つのことに集中するタイプ」と言っているのに、
なぜか 「スマホばかりいじって子供に関わらない父親」と受け取ったり
頭ごなしに「iPadに集中すると視野が狭くなる」と言ってみたり、
大した確証もないのに「自閉になる」と言い切ったり・・・
人の話をろくに聞かずに 決めつけで
人格や家庭を否定するのは失礼だと思いました。
こんなカウンセリングを区がお金を出して推奨しているなんて 信じがたいです。
こんなのやめちまえ!
と、声を大にして言いたいです。
いくら夫婦で子育てについてしっかり話し合って納得していたって、
真正面から「自閉になる!」なんて言われたら動揺しますよ・・・
あまりに衝撃的な出来事だったので 保育室の先生に愚痴ったところ、
「そんな事を言う方がいらっしゃるんですね」
「(腹が立ったことについて)そういう風に思えたお母様は心に余裕があるということですよ」
「好きなことに集中できるという力を持っているということは素晴らしいことです」
と励ましていただきました。
担任の先生が心配して 園長先生に相談してくださったそうで、
「○○くん(息子)が?全然そんなこと(自閉の兆候)ないと思うけど??」
というような感じだったそうです。
連絡帳にも
「お友達とおもちゃのやりとりをしたり、名前を呼ぶと返事をしたり、
みんなとコミュニケーションしようとしているので安心してください」
と書いていただきました。
普段から息子に愛情いっぱいかけてくださっている保育士の先生方が
太鼓判を押してくださって、 改めて安心しました。
本当に素晴らしい保育室とご縁を頂けて、 我が家は幸せです。
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